こんばんは♪浜松市の幹工務店です。
立春が過ぎ、春はもうすぐそこ……。
太陽が少しずつ高くなり、窓から注ぐ陽の暖かさが日ごとに増してきたように感じます。昼間のうちはカーテンを開けて日差しをたっぷり室内にとりこむと、夜まで暖かく過ごせますよ。
そこで今回は、カーテンやロールスクリーンといった窓回りアイテムを選ぶ際にお客様からよく受けるご相談をQ&A形式でまとめました。
Q:幹工務店では、プランニングの際に日射に関わることで特にどんな点に注意していますか?
A:日当たりは、室内の暑さ・寒さに大きな影響を与えます。ですから、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように、当社ではプランの際に軒をできるだけ深くしてご提案しています。
軒が深いと、夏は直射日光を遮ることができ、冬は日射しが斜めから射すので、室内の奥まで充分に日光をとり込めます。
また、室内にとり込む日射しを調節するには、カーテンに代表される窓まわりのアイテムも重要な役割を担っています。最近はカーテン以外にも、ロールスクリーンやタテ型ブラインドなど、色々なタイプの製品がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく確認した上で選ぶことをおすすめしています。
Q:カーテンなどの窓回りアイテムをつける際のポイントは?
A:カーテンの場合、最近は窓枠内にレースを収める場合が多いです。そうすると窓まわりがすっきりして部屋全体も広く見えます。また、カーテンレールは窓まわりがすっきりしてデザイン性も高い1レーンのシングルレールをおすすめしています。
ロールスクリーンや縦型ブラインドは見た目がオシャレでスマートですが、室内に風を入れようとして窓を開けておくとバタバタしてうるさく感じることも。コストが高いのもデメリットです。掃出し窓にはカーテンを、小窓にはシェードを用いるなど、窓の形状や使い勝手に応じて選びましょう。カーテンとシェードを同じ布で作ることもできるので、統一感のあるインテリアコーディネートが可能です。
その他、最近は日本伝統の障子戸も見直され、和室以外にLDKにも用いられたりしますが、障子戸の場合、サッシの開け閉めや施錠がしづらいのがデメリットです。デザイン性や日射だけでなく、使い勝手も考えた上で検討する必要があります。
このように、それぞれのメリット・デメリットを考慮の上で、それぞれの部屋や窓の形状、用途に合ったものを選びましょう。
文:トータルアドバイザー 佐藤 敬太