こんばんは♪浜松市の幹工務店です。住まいの中で床、壁、天井に次いで面積を占めるのが建具です。そこで、家づくりの際の建具の選び方のポイントをまとめました。
建具には大きく分けて「開き戸」と「引き戸」があります。
まず、開き戸には次のような特徴があります。
・狭い箇所でも取り付けられる
・小さなお子さまや体が不自由な方が開け閉めしづらい
・インテリアアクセントとして活用できる
一方、引き戸には次のような特徴があります。
・風で閉まったりしないので、開け放しておける
・途中まで開けておいたりと融通が利く
・ドアの開け閉めのスペースが不要なので部屋を広く使える
・小さなお子さまや身体が不自由な方も扱いやすい
・ドアに比べて気密性が低く、音がもれやすい
・構造上、取り付けが難しい場合もある
引き戸は開けっ放しにできるので、バリアフリーの空間づくりに有効です。また、戸を開けた状態にしておくことで室内の風通しがよくなるので、最近は引き戸を用いるご家庭が増えています。
引き戸の中でも、戸をすべて壁の中にしまえる「引き込み戸」は最近LDKの続き間として和室を設ける場合などによく使われます。子ども部屋に引き込み戸を利用すれば、オープンにして使ったり、2部屋に仕切って使ったりできるので便利です。
また、子どもの安全性を考えて、引き戸がゆっくりと静かにしまるソフトクローズタイプを採用するご家庭も増えています。
玄関からリビングへの入り口となるドアは、住まいのアクセントになるので、引き戸にせよ、開閉戸にせよ、デザインにこだわって選ぶのがおすすめです。
また、最近は天井いっぱいまで高さのある「ハイドア」が人気で、ハイドアを用いることで空間がすっきりとして開放感が倍増します。
さらに、建具には既製品と造作の2種類があります。造作の建具は、室内の床や造作家具と同一材にしたり、オリジナルのデザインにして部屋の印象をいっそうグレードアップしたりすることができますが、既製品と比べると割高になります。既製品にもバリエーションが沢山あるので、当社では費用や室内の雰囲気に合わせて一緒に話し合いをしながらご提案させていただいています。
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文:広報 山下 奈津美