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2019.02.19

アナタは犬派or猫派?ペットで変わる家づくり

こんばんは♪浜松市の幹工務店です。最近、ペットと快適に楽しく暮らす家を建てたいと希望されるお客様が増えてきました。といっても、飼うペットの種類によって、適した間取りや設備、素材は異なります。今回は、一般のご家庭でよく飼われているワンちゃんとネコちゃんを対象に、それぞれにとって快適な住まいづくりのポイントを比べてみました。

■床の素材 

<ワンちゃん>

室内犬を飼う場合は、床にフロアタイルやフローリングといった滑りやすい素材を用いるのをなるべく避けましょう。近年、室内犬に関節系のトラブルが増えているそうです。もし滑りやすそうな床材を使う場合は、滑り止め効果のある敷物を敷くといった工夫が必要です。

<ネコちゃん> 

猫は高い所や足場の悪い場所を歩くのが大好きです。また、そういう危険な場所を歩く時には肉球に自然と汗をかき、肉球の表面が湿って滑り止めの効果が生まれます。ですから、どんな床でも比較的滑らずに歩けます。ただし、無垢の床や畳は爪でひっかくことがあるので注意しましょう。

■トイレ 

<ワンちゃん>

ワンちゃんのトイレは「おしっこシート」を使う場合が多いです。ベッドとトイレをセットで置けるスペースを確保しましょう。設置場所は、壁や部屋のコーナーに沿って置くとワンちゃんが落ち着いて使えます。土間を広く確保してワンちゃんのトイレとハウスを設けるのもおすすめです。

 

<ネコちゃん> 

ネコちゃんはとにかくキレイ好き。トイレが汚れていると、別の場所におもらしをすることがあります。また、排泄物を隠す習性があるので、トイレは掃除がしやすく、なおかつ人の目が気にならない場所に設置しましょう。

■段差や高い場所 

<ワンちゃん>

ワンちゃんが階段を上り下りすると、腰に大きな負担がかかります。特にダックス犬やコーギーのように胴が長い犬は負担がかかりやすいので、階段はもちろんのこと小さな段差ですら注意が必要です。階段の前にゲートを付けて、上れないようにしておくと安心です。

<ネコちゃん>

ネコちゃんは縄張り意識が強く、周囲を見張れる高い所が大好き。窓から眺める家の周りも自分のテリトリーとみなし、他の猫が通りかかっただけで気にします。ですから、階段を行き来して高い所に自由に行けるようにしてあげたり、ネコ用ステップやキャットウォークを設けたりすると喜びます。

このように、ワンちゃんとネコちゃんとでは特性や行動パターンが大きく異なります。

家づくりのプランニングの段階で、それぞれにとって快適な空間づくりを考えておきましょう。

当社には愛猫家や愛犬家の住まいやペットホテルなどの施工実績も複数あり、ペットと暮らす家づくりも得意分野のひとつです!

新築でもリフォームでも、いつでもお気軽にご相談ください♪

文:トータルアドバイザー 仲尾 久造(二級建築士)